Amazonお坊さん便vs仏教会 軍配は?!
2015年12月8日、Amazonは「お坊さん便」なるサービスを展開していた。
名前がすでに底知れぬ近代の闇を感じざるをえないのだけれど、一体どんなサービスなのか。
定額でお坊さんを呼び寄せる事ができるチケットを定額で販売する。
ざっくり説明するとこれがサービスの概要のようだ。
このお坊さん便が仏教会の猛烈な批判の的となっている。
批判の内容は金銭的な部分について焦点を当てたものが多い。
宗教にとってお布施は、あくまでもお気持ちをお供えするという認識があるため、サービスの対価として定額で支払いを行うお坊さん便はソリが合わないようだ。
確かにそれが本来の姿だとは思うものの、現代の日本人のほとんどはお気持ちや、お供えといった価値観はピンとこないんじゃなかろうか。
お坊さん便が普及してしまう事で、檀家離れが促進してしまうのを危惧しての事かもしれないけど、もうすでに檀家離れは極まれり、という段階にきてるんじゃないのかなぁ。
信心がない人にとっては出来ればお布施なんて払いたくないし、払うとしても相場位が無難かという事になり知恵袋で調べてみたりするわけだ。
それなら、最初から明確な金額を提示された方がお経にも集中できそう。
仏教会が批判する気持ちはものすごくわかるんだけども、そんな状況がまかり通るくらいに人心を遠ざけてしまったお寺サイドに問題はなかったとは言い切れないよな。
時代に迎合した新しい宗教の形としてお坊さん便は、ありなんじゃないかなぁと、取り留めのない感想で締めます。
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